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ワイドタイプと合掌タイプの違いって?

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突然ですが問題です!

左:YKKAP)レイナツインポートグラン   右:YKKAP)レイナポートグラン M合掌

左:YKKAP)レイナツインポートグラン   右:YKKAP)レイナポートグラン M合掌

こちらの2台用のカーポートの違いはなんでしょうか?

 

チッチッチッチッチッ…

 

正解は、

・頭頂部の枠材の継ぎ目の有無

・梁が一体型か連結か です!!

 

左側の写真は一般的に「ワイドタイプ」と呼ばれています。

右側の写真は「合掌タイプ」と呼ばれ、1台用カーポートの前側を連結した仕様になります。

なぜ似たような見た目なのに2種類も販売されているの?

実は理由があるんです。

ニーズにあった加工方法

「ワイドタイプ」と「合掌タイプ」がどちらも販売されている理由、

それは、ズバリ、現場の納まりが要因なんです。

 

建築前、外構工事前であれば、カーポートのサイズに合わせて計画が可能ですが、

すでに寸法が決まってしまっている場合、ワイドタイプの設置が難しい場合があります。

というのも、ワイドタイプは幅切り詰めの加工が通常より難易度が高い、とされているからなんです。

1

片流れタイプの場合、前側からの切り詰めとなりますが、

ワイドタイプの場合は、柱との連結部分から、両側を調整して切り詰めが必要になります。

切り詰め幅の調整や、柱との連結部分の加工など、

片流れよりも切り詰めに関する対応が難しいのです…。

 

そんな現場にオススメされるのが「合掌タイプ」というわけです!

元は片流れの製品であるため、幅切り詰めの方法も、それに倣うため、

加工のやり易さが魅力なんです!

 

屋根形状による違い

「ワイドタイプ」と「合掌タイプ」は、先述の写真の通り、

R型(ラウンドタイプ)の場合、見た目の差異はそれほどありません。

しかし、F型(フラット)の場合は、大きく異なります。

LIXIL)ネスカFワイド               LIXIL)ネスカF M合掌

左:LIXIL)ネスカFワイド         右:LIXIL)ネスカF M合掌

F型の場合、ワイドタイプと片流れカーポートで屋根勾配が異なります。

しかし、フラットな屋根のため、R型に対して、

幅切り詰めの難易度はそれほど高くありません。

スタイリッシュな見た目が好みであれば、F型の取り付けもオススメです!

 

M合掌とY合掌

「合掌タイプ」には、M合掌の他にY合掌と呼ばれる組み合わせもあります。

それぞれ、アルファベットの形状の通りの見た目になっているのでわかり易いですね。

LIXIL)ネスカF Y合掌

LIXIL)ネスカF Y合掌

配管などの関係で、柱を両側に建てられないけれど、

2台用のカーポートを建てたい!という方にお勧めです。

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